考えの調理場

不登校から教員免許取得。【反復性うつ病性障害&強迫性障害】女の、考えの調理場。

ミニマリストにも薦めたい『ほしい物リスト』

Amazonほしい物リストを作った翌日に何かが届いた 小柏まき です。

 

気候の影響で鬱傾向が強いのかわかりませんが、うつ病の症状である希死念慮をどうやり過ごすか考えて、なんとなくAmazonを見ていました。

……いや、「なんとなく」というのは、嘘です。本当は、自殺に使う道具を品定めしていました。

いろんな商品を見ているうちに、「こんなのも売ってるんだ」と物欲を刺激され、希死念慮が薄らいでいき、欲しい物を手に入れたらどう使うかなどを想像できるまでになりました。

 

 

ほしい物リスト』というのを、Twitterなどで見かけることは以前からありました。

イメージとしては、なんとなく買いそびれている物を入れておくことでその人がどんな人なのかが少しわかったり、面白い物をチョイスして話のネタに使ったり、というものでした。ただ、あまりいいイメージがなかったのは、ほしい物リストを共有することにより「乞食乙」などという言葉をかけられている人を見たせいでしょう。

 

目次

 

ほしい物リストとは

Amazonで売っている欲しい物を幾つかピックアップして作るリストです。特筆すべき点は、リスト制作者とは別の人が、そのリストからプレゼントしたい物を選んで匿名で贈ることができるところです。リスト制作者(プレゼントの受け取り人)も、住所や氏名を送り手に知られることはありません

 

SNS上で知り合った人に、本名や住所は教えたくないけど何か送りたいとき。

断捨離やミニマリストが広く定着しつつある現代日本で、確実に相手が喜ぶものを贈りたいとき。なんて便利なシステムなんだ……! と、思ったのでした。

貰って困る物をもらった時の「相手の気持ちを無下にするのも忍びないし、貰ってしまってすぐに手放すのも気が引ける。」というやるせなさや、欲しかった物と似た用途だけどしっくりこない物をプレゼントされたときの「もともと欲しかった物の方がいいけど、手元にある物で用が足りてしまうから改めて買うのももったいない」という感情から本当に欲しい物が手に入らなくなる状況を、回避することができます。

個人的には、プレゼントを贈りたいけど何がいいかわからないときに、相手がほしい物リストを作っておいてくれると贈り物を決めやすいなと思います。

 

 

というわけで、私がほしい物リスト』を作る上で気をつけたことと、個人的に解釈した注意点に注意する理由を記そうと思います。

※解釈が間違いないと保証するものではありません。正確な情報をお求めの方はAmazonにお問い合わせください。

 

 

ほしい物リスト』ここに気をつけて!

 

まずは、本名や住所を第三者に教えてしまわないための注意点です。

アカウント名を本名(□□▲▲)からハンドルネーム(■■)に変える

例:[小柏まき]→[おがまき]

Amazonで個人的に買い物をしたことがある人は、大抵の場合、アカウント名が本名になっているのではないでしょうか。

リストを見た第三者による “友達に追加” などのアクションによって、アカウント名が表示されてしまうらしいので、本名を伏せたい場合はアカウント名を変えましょう。

 

送り先の住所を新しく設定する

住所を入力する欄が2つあります。1つ目には、いつも通りの住所を入力します。

2つ目には、[□□▲▲様方]と入力します(□□▲▲=本名)。

結果的に住所は[◯◯県◯◯市…… □□▲▲様方]になります。

「様方」は「さん家の」という意味です。

例:[◯◯都◯◯区…… 小柏まき様方]

 


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これで、[◯◯県◯◯市…… □□▲▲様方 ■■様]という送り先の住所と宛名で配送されます。

例:[◯◯都◯◯区…… 小柏まき様方 おがまき様]

 

 

個人情報を秘密にするか、Amazon以外の販売元の商品を受け取れるようにするか。 

リストに入れる物はAmazonが販売している物に限る(or許可する)

Amazonに出品されている商品には、Amazon以外の販売元が出品している物が少なくありません。『ほしい物リスト』では、Amazonと利用者の間で “第三者に住所や氏名を教えない” ことを前提にしています。

Amazon以外の販売元の商品を注文した場合、Amazonは送り先の住所を販売元に教えなければならないのですが、『ほしい物リスト』からの注文するとなると “第三者に住所や氏名を教えない” 前提を覆すことになってしまいます。ですので、Amazon以外の販売元の商品を受け取るためには、【リストの設定】から【第三者の出品の商品の発送同意書】という項目にチェックを入れて、許可する手順を踏む必要があります。

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実際に誰かに贈ってもらうことを想定しない使用方法(自己紹介の延長・ネタ)の場合は、販売元を気にする必要はありません。

 

 

というところに気をつけました。住所氏名を公開せずに物やお金を動かせるシステムなだけあって、手順が間違っていると機能しないようです。

しかしながら、注文者が配送の追跡を設定すると、近くの配送所に届いたことが通知されて配送先の地域がわかる……といった情報もあるので、完璧に何もかもを非公開にしたい人には向かないようです。

 

 

あとは、欲しい商品を選んでリストに入れて、そのリストを公開あるいは限定的に公開して、リンクを共有します。

 

 

私に届いたプレゼント……送り主は

そうして出来た『ほしい物リスト』、私が試しにSNSで共有してみると、翌日にはAmazonからの段ボール箱が届きました。宛名のところには[◯◯都◯◯区…… 小柏まき様方 おがまき様]という形式の記載がされていて、送り主の名前も住所も書いてありませんでした。

狭い交友範囲の人には、贈り物を送ってくれたのかと尋ねてみましたが、どの人でもないらしく……結局いまだにどなたが送ってくれたのかわかりません……!

 

しばらくはドギマギして開封することができませんでした。中身は、たしかに私が選んだ物でした。

どなたが下さったにしても、大切に使わせていただこうと思います。

この場を借りて、ありがとうございます!

 

 

そんな私の『ほしい物リスト』はこちら↓

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3JE0XGLA6P2CR?ref_=wl_share