1年前頃に、透明水彩で初めて動物を描くことにチャレンジしていました。
まろ吉さん
2021年4月23日
使用画材は、ウォーターフォード水彩紙ブロック中目F2。絵の具は透明水彩絵の具ウィンザー&ニュートンのコットマン12色セット+セピア単色です。
黒柴のまろ吉さんは、Twitterでも繋がりのある ななさんのご家族です。
私はペットと暮らした経験がなく、ペットと暮らしている人にとっては動物とはいえきっと大切な家族なのだろうと思い、ご家族のという敬意を込めて “さん” を付けています。
この絵を描くきっかけは、ななさんのもう一頭の家族である小梅さんの訃報のツイートを見たことからです。そのつぶやきに、共感やお悔やみのコメントをしているフォロワーさん達にはペットと暮らしている方々が居ました。ペットと暮らしたことのない私に、ペットを亡くした人の気持ちは計り知れませんでした。
そのツイートに私はイイネしたのですが、「いいね」というような内容でもないというかそれしかできないのが少しもどかしかったです。ななさんの気持ちにプラスに働く何かができたらいいのになという心持ちになりました。
そこで、掛けてあげられるような言葉が見つからない私は、愛犬まろ吉さんの絵を描こうと思ったのでした。
そういえば、ななさんにこの話はしていなかったかも知れません。少しでも気持ちが明るくなってくれればそれが一番でした。
それに私自身、透明水彩で動物を描くのは初めてでしたし、これほど黒が広い面積を占めるモチーフも描いたことがありませんでした。
黒の絵の具は持っていなかったので、感じる色を使って表現してみました。