「しっくりくるLINEスタンプを使いたいから、自作しようかな!」
という動機で、スタンプを作り始めた 小柏まき です。
Twitterで「LINEスタンプ作りました」っていう人を見ることがあるし、きっと私のような時代に取り残されている人間にもスタンプ製作ができる機構が存在することだろうと、自分で使いたいスタンプ用の絵を描くことを始めました。
まず、私がLINEスタンプについて知っていたことは、何個かずつのセットであろうこと。そして、申請して審査を通過したものしか使えないこと。でした。
目次
パケージできる個数
LINEスタンプは最低8個組で、16個、24個、32個、40個という単位でパッケージできるようになっています。
8個じゃあ少ないと思った私は、16個を目指すことにしました。
どんな種類のスタンプが好ましいか
一般的にどんな種類を持ったスタンプが使いやすいとされているのか、幾つかの絵を描き進める合間に検索してみました。
検索エンジンで「LINEスタンプ 作り方」と調べると、「売れるLINEスタンプの特徴」「自作のLINEスタンプなら『LINE Creators Studio』」など、ブログやアプリがヒットしました。
他の人に気に入られるよりも、自分で使いやすいものを作りたいと思いつつも、どうせなら一般的にも使いやすいとされている種類があったほうが便利なんじゃないかと考えて、幾つかのブログを参考に種類を考えてみることにしました。
『LINE Creators Studio』(アプリ)の特徴
LINEスタンプ作成用に、LINEが提供しているアプリが『Creators Studio(クリエイターズ スタジオ)』です。
撮った写真を加工するなど、スマホでのスタンプ作りから申請までできるそうなので、他のお絵描きツールなどを持っていない場合は、このアプリひとつで手軽に済むのが魅力でしょうか。
『Creators Studio』については、「自分で作ったスタンプを120円で買わなきゃいけない」などの口コミも目に付きますが、どうやらこれらは過去のもので、現在では価格のシステムが改定されたようです。
公式の説明文には「2019年6月26日以降にCreators Studioで審査リクエストしたスタンプは売上の分配額が0円になります。」「2019年6月26日以降にCreators Studioで審査リクエストしたスタンプはクリエイター本人に限り無料でダウンロードすることができます。」とあります。
つまり、以前は販売したスタンプの製作者(クリエイター)にも売り上げの分配があったのが、現在は売り上げの分配がない代わりに製作者(クリエイター)本人は無料でスタンプが使える、ということみたいです。
アプリ自体も無料なので、手軽に撮った写真を加工して自分で使いたいという希望に応えるサービスだと思います。
上記のアプリを使わずにスタンプを作る場合、『LINE Creators Market』というwebサイトから、申請する必要があります。
LINE Creators Market
『LINE Creators Market(クリエイターズ マーケット)』のwebページにアクセスします。ここでは、LINEアカウントでログインして、クリエイター登録をします。
ガイドラインに従って、スタンプや絵文字をアップロードできます。
元々持っているスマホ アプリやパソコン ソフトで絵を描く場合は、こちらのほうが新しくアプリをインストールしなくて済むのでスムーズかなと思い、私はCreators Marketに登録しました。
そして、Creators Studioのアプリを使うのと最も異なる点が、売上金の分配があることだと思います。ほとんどの場合は儲かるようなものではないでしょうが、数円でも収益が発生すると嬉しい……正確に表現するならば、搾取される感じを覚えなくて済みそうだと考えました。
しかし売上金の分配があるということは、銀行口座の登録が必要ということなので、どちらが手間だと感じるかは人によりそうです。
スタンプ用の絵がトーク画面でどう表示されるか、シミュレーターでテストしてみることもできます。
こんな風に、背景色を変えてみて使っている色との差があるかどうかを見ることができます。
スタンプ画像をタップして表示させるので、実際に使うときを想像しやすく、スタンプの並び方を考えるのにも便利です。
「そろそろ出来上がりでいいかな」という気がしてきたので、申請してみようと思います。