申請から24時間かからずに、LINEスタンプの審査を通過して動揺した 小柏まき です。
LINEクリエイターズ スタンプというサービスが開始した頃には、申請が相次いで、審査結果が知らされるまでに数ヶ月〜半年ほどかかっていたそうですが、近頃は5日くらいで通知が来ると何かで見ていました。
夜寝る前に申請して、翌日の夕方には承認の通知が来ました。
想像以上に審査が早くてちょっとソワソワしてしまって、「心の準備ができてから販売しよう」と思いました。
数時間して落ち着いてきたので、“リリース” をそっと押して販売を開始しました。
タイトル:生首彼女
クリエイター名:やみノ巻
スタンプ説明文:首と手からなる彼女が日常に寄り添います。
[生首彼女]
https://line.me/S/sticker/8535035?lang=ja&ref=gnsh_stickerDetail
日常で使いたい16個のスタンプです。
タイトルは『生首彼女(なまくびかのじょ)』です。
実は審査を通過するかどうかで気になっていたのが、タイトルでした。「生首」なんて縁起でもない名前で大丈夫だろうかと。問題ありませんでした。
クリエイター名は、どうせだったら変な名前にしたいという出来心で、平仮名とカタカナと漢字を使って『やみノ巻』にしました。
昨年の今頃、私はスマートフォンを持っていませんでした。元々機械に詳しいわけでもなく、うつ病もあって頭の働きの鈍りを感じることも多々ありました。
今回のスタンプ作りも、わからないことだらけでした。
「作るのに、どれくらいかかったんですか?」と訊いてくれた方がいました。自分がいつからスタンプ用の絵を描いていたのか、覚えていませんでした。
見返してみると、6月27日に最初の絵を描いていました。1ヶ月くらいかけて、思いついた使いたいスタンプの絵を、描きたいように描いていたのでした。いつまでにスタンプを販売する! などの目標は設定せず、今楽しいことを続けてきました。
病気をよくしたいというのを優先して、今まで考え方を変える訓練を少しずつしてきました。<自分に課す>ことをしないようにしていたので、新しいことや何か形になることが出来るとは思っていませんでした。
これを機に、自分を褒める練習をしてもいいのかなと、今は思い始めました。
そして、SNSで関わってくれる方たちが、「LINEスタンプを作ってます」と発言した私に、「いいですね」「買います!」「応援しますよ」「頑張ってください」「完成楽しみです」と言ってくれたことが凄く嬉しかったです。
実際に買ってくれるかどうかとか、審査に通って販売できるかどうかとか、スタンプが完成するかどうかすら、この嬉しさには関係ありませんでした。こういう言葉をかけてくれる気持ちを持った人と関わることができて、本当に有難いなと思います。