考えの調理場

不登校から教員免許取得。【反復性うつ病性障害&強迫性障害】女の、考えの調理場。

生きる考え

小学校体育の時間に感じた集団心理と過冷却のような意思

たまに見た夢が、小学校の体育みたいな夢だったりすることがある 小柏まき です。 夢の内容はよく覚えていませんが、過冷却の水が衝撃で一気に凍る動画を見かけて、子どもの頃の体験とイメージが似ていたので記しておこうと思います。 小学校の体育の時間と…

感じることと考えることの関係

記憶が頼りにならなくて何度も同じことを繰り返しているかもしれない 小柏まき です。言い換えれば、何度も繰り返してることは必然的に行く場所なので繰り返してもいいとも思います。記憶のどこが欠けていようが、自分の納得するようにしかできないからです…

「生きづらい」という言葉

近頃は健忘が酷くて、色々なことが覚えていられない 小柏まき です。 ちょっとこんなことを書いて語弊がないか迷ったのですが、考え方を変える要素として記しておこうと思います。 記憶が正確ではなくて内容が間違っていたら申し訳ないですが、ここに書きた…

「障害者ヤ〇ザ」お客様は-他の人は神様です?

幾つかの障害に悩まされている、小柏まき です。 近頃、電車に乗ろうとして希望通りのサービスを得られなかった体験を共有することでバリアフリー化を訴えている車椅子ユーザーのことを、ネットで見かけました。 無知な私の個人的な、率直な感想は、「時刻通…

言語化の利点と難点を体感した話

今回のうつ病の症状が酷かったとき、まともに喋れなかった 小柏まき です。 うつ病の症状として長い文章が読めない・頭に入ってこないというのがあります。元々は小説を読むのが好きですが、人生の中で本が読める期間というのが私にとってはあまり多くないで…

嫌なことを考えてしまう理由【ネガティブは悪か?】

嫌なことを思い出して、いつの間にかぐるぐると考え続け、嫌な気持ちになって体調まで少し悪くなる、小柏まき です。 過去のことを考えても仕方ないのに考えてしまう自分が嫌になります。 嫌なことを考えている時間、変えられない過去の記憶に頭を支配されて…

絵を描く日常[課さない努力]と[楽しみ]の折衷

お絵描き脳の 小柏まき です。 近頃はすっかり文章を書く意欲が湧かなくなってしまいました。 それどころか、言葉が、単語も出てきづらく、自分で思ったことも忘れてしまうことが多いような気がします。うつ病性の健忘症というヤツでしょうか。 今やテレビの…

不登校でも生きてて

小学4年の途中から、中学校卒業まで不登校だった 小柏まき です。 テレビの情報番組で、「夏休み明けは生徒の自殺率件数が増える」「不登校の生徒が、コロナ禍の夏休み短縮などの影響で尚更学校に行きづらくなる」という内容を扱っていました。 元々そのテ…

【体験】自己受容~希死念慮と向き合い自己肯定感を高める過程~

社交不安障害と診断されて1年が経った、うつ病の 小柏まき です。 1年経つのに見つからない 診断されて数カ月の間は、一生リハビリをしていくしかないという事実に気持ちが沈んでいました。人生をどういうスタンスで生きればいいかわからないまま、1年が…

【比喩】お粥が飲み込めない苦しさ【精神疾患】

少し前の私には、食べようとした物が喉に詰まって苦しかったり、多くの人が摂っている栄養が摂れなかったり……というような感覚が強くありました。苦しくて悲しくて、何時間も泣いて過ごしたりしていました。 ここでは考えを調理していくために、情報を栄養に…

【うつ病年越し】2020年の始まり

ぬるっと年越しをして、パソコンが壊れた 小柏まき です。 パソコンは、前触れなく起動しなくなるという壊れ方をしたので、やむなくデータ復旧に出し、データは復旧されたものの出費が嵩み、修理するのか買い替えるのか保留の日々を送っています。バックアッ…

洗脳の方法~宗教もブラック企業も~

新卒で就職したところが老舗ブラック企業だった 小柏まき です。 前回記事に引き続き、今回も人の心の働きについてです。 今回は入社したブラック企業の新人教育方法に触れつつ、巷で応用されているであろう洗脳方法を具体的に見ていきます。 目次 洗脳の手…

【断捨離】うちの捨て魔は気まぐれ【片付け】

たまには感情に任せて書いていきたいと思った 小柏まき です。 これは常々私を悩ませるモヤモヤとした恐怖です。 私の母親は、年がら年中「片付け」をしたがっている人です。 この片付けは、いつも同じモチベーションや行動力のものではありません。気まぐれ…

「芸術とは」再考

芸術の秋です。今年の夏は、『ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道』という企画展を見に行った 小柏まき です。 昨年10月に読書感想と交えて『己の定義する芸術とは』というテーマでブログを書きました。今になって読み返してみると、現在の私の…

【暗】社交不安障害の人生をどうやって生きればいいのか

社交不安障害と診断されて、3ヵ月が過ぎた今日この頃。 気持ちの整理がつかないままの 小柏まき です。 診断されたらスッキリするんじゃないかと考えていたのですが、実際に診断されてみると腑に落ちる部分はあったものの、自分が “幼い頃から障害を抱えて…

マイノリティが形成する社会もまたマイノリティを生む

社交不安障害、強迫性障害、反復性うつ病性障害の 小柏まき です。 私は今、同じように精神疾患を抱えていたり、マイノリティに属している人と、SNSで関わりを持つことができる環境に恵まれています。 しかしながら、同じカテゴリーに属していても、人は誰も…

【嫌いと苦手の関係】蒟蒻アレルギーの場合

子どもの頃から、蒟蒻(こんにゃく)が嫌いだった 小柏まき です。 大嫌いというほどではないにしても、自ら好んで食べることはなく、可能な限り食べたくないモノでした。なので、誰かにすすめられたときには少しくらいは食べるようにしていました。 大抵の嫌…

『好きと嫌いは自分じゃ選べない』のは自分を守るため

「“好き” とは、無意識を支配されること」だと思ってたけど、これは “嫌い” にも当てはまるんだよね。 好きと嫌いは自分じゃ選べない。 by 小柏まき 昨年のこと。会話の中で「“好き” とは?」と訊かれて、「“好き” とは、無意識を支配されること」と自分の中…

鬱で読書が難しい&コミュニケーション力低下による苦

ひとつの事象に遭ったことでネガティブな気持ちに捕らわれてしまった 小柏まき です。 今回のうつ病が、医療の力だけではなく出会った人から受けた影響もあって快復に向かっていると思います。 ですが、人との関りを広げると、思うようにならないことも多く…

過去の惨めさを受け入れる【愛着再形成(仮)】

近頃ふと、過去の自分の惨めさや悲しみや孤独を、それと感じずに過ごしてしまっていることに気がついた、小柏まき です。 今回の記事の概要 過去の自分が惨めな状況にあったということに自覚的になることで、自己肯定の基盤を作ることができるのではないか。…

己の定義する芸術とは~『地獄変』読書感想とともに~

芸術という言葉の意味自体は辞書を引けばよいとして、今回は、私個人が芸術性を認めたり、芸術的と呼ぶ基準を記します。 参考図書をあげるとしたら、芸術とは何かと考えさせてくれた、芥川龍之介 著『地獄変』です。 装丁が気に入ったので、私は角川文庫を選…

元不登校児が大学に行かせてもらって

大学に行くメリットはこれだ!と思っていることを記します。 【大学不要論】に関する論議をTwitterで目にする今日この頃です。 とはいえ昔から、「大学に行ってよかった」「大学なんか〇〇が行くところだ」「私なんか〇卒だから」と、いろいろな人が、いろい…

幼い頃・星空の絵の思い出

子どもの頃のこと。小学生になっていた年齢だったかどうか、あやふやな時期のことです。 実家は店をやっていて、家族で遠出することがほとんどない家庭でした。 父はサラリーマンで、仕事が忙しい時期には朝早くに家を出て夜遅くに帰って来るので、何日も顔…

うつ病の根底に発達障害を疑ってみた【障害の捉え方】

反復性うつ病性障害の 小柏まき です。 子ども時代から、自律神経失調症になったり、うつ病に繰り返し罹ったりしてきました。 なにか根本的につまづく原因があるから、何度も同じ場面で転んで痛い思いをしなければいけないのではないか? そう考え始めたのは…

今日も生きてます。命が“有る”

反復性うつ病性障害の 小柏まき です。 「今日も生きてる」とほぼ毎日思う今日この頃です。 “有る”状態が当たり前で、“無い”状態を考えてもみないとき、“有る”ことは意識にのぼりづらいものです。 「自分が居るな」とか「私は人間だな」とか、日々考えている…

七夕の天の川~美しさと希少性~

もうすぐ七夕ですね。七夕の夜に天の川を見たいと毎年思いながら、大抵の7月7日は梅雨真っ只中で、厚い雲に阻まれることが多いです。でも観測史上最も早い6月中に梅雨明けした今年は、もしかしたら天体観測日和かもしれません。 たぶん、私の記憶にある限り…

持たざる者の善意~高齢化社会・お金~

何事もなく平穏な日常を送っている分には見えない部分、ある状況になってみないと顔を出さない側面が、人間にはあるものです。 私が住んでいるそれなりに便利な田舎では、割と近場に血縁者が暮らしていたり、祖父母の時代には信頼している家同士の間で婚姻関…

「善意」と「善」の違い~参考図書:サンデルの本~

有難迷惑。良かれと思って。悪気はないんだろうけど。 人の気持ちというのは、どういう行動をとったとしても正しく伝わることは難しいものです。 どれだけ相手を想ってとった言動でも、思わぬ形で逆に相手を傷つけてしまうことがあります。傷ついた本人が教…

“ちゃんと感じながら生きる”ことの難しさ

当事者的な、痛みがある文章を書きたいと、思っていました。 精神疾患や生きることの苦しさを抱えている、本人の声というものが、専門家の本などには不在だからです。 専門家の文が専門家的なのは、当たり前のようでいて、専門家を志すきっかけが生きづらさ…

違いに救われる

内向的でぐるぐる考え出すと出口がわからなくなる 小柏まき です。 ブログを始めて、以前よりも誰かのブログを拝読する機会が増えました。 SNSはTwitterがメインですが、ネット越しでさえコミュ障なので、意図と違った受け取り方をされてしまって結果的に嫌…