考えの調理場

不登校から教員免許取得。【反復性うつ病性障害&強迫体験】女の、考えの調理場。

生きる考え

「芸術とは」再考

芸術の秋です。今年の夏は、『ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道』という企画展を見に行った 小柏まき です。 昨年10月に読書感想と交えて『己の定義する芸術とは』というテーマでブログを書きました。今になって読み返してみると、現在の私の…

【暗】社交不安障害の人生をどうやって生きればいいのか

社交不安障害と診断されて、3ヵ月が過ぎた今日この頃。 気持ちの整理がつかないままの 小柏まき です。 診断されたらスッキリするんじゃないかと考えていたのですが、実際に診断されてみると腑に落ちる部分はあったものの、自分が “幼い頃から障害を抱えて…

マイノリティが形成する社会もまたマイノリティを生む

社交不安障害、強迫性障害、反復性うつ病性障害の 小柏まき です。 私は今、同じように精神疾患を抱えていたり、マイノリティに属している人と、SNSで関わりを持つことができる環境に恵まれています。 しかしながら、同じカテゴリーに属していても、人は誰も…

【嫌いと苦手の関係】蒟蒻アレルギーの場合

子どもの頃から、蒟蒻(こんにゃく)が嫌いだった 小柏まき です。 大嫌いというほどではないにしても、自ら好んで食べることはなく、可能な限り食べたくないモノでした。なので、誰かにすすめられたときには少しくらいは食べるようにしていました。 大抵の嫌…

『好きと嫌いは自分じゃ選べない』のは自分を守るため

「“好き” とは、無意識を支配されること」だと思ってたけど、これは “嫌い” にも当てはまるんだよね。 好きと嫌いは自分じゃ選べない。 by 小柏まき 昨年のこと。会話の中で「“好き” とは?」と訊かれて、「“好き” とは、無意識を支配されること」と自分の中…

鬱で読書が難しい&コミュニケーション力低下による苦

ひとつの事象に遭ったことでネガティブな気持ちに捕らわれてしまった 小柏まき です。 今回のうつ病が、医療の力だけではなく出会った人から受けた影響もあって快復に向かっていると思います。 ですが、人との関りを広げると、思うようにならないことも多く…

過去の惨めさを受け入れる【愛着再形成(仮)】

近頃ふと、過去の自分の惨めさや悲しみや孤独を、それと感じずに過ごしてしまっていることに気がついた、小柏まき です。 今回の記事の概要 過去の自分が惨めな状況にあったということに自覚的になることで、自己肯定の基盤を作ることができるのではないか。…

己の定義する芸術とは~『地獄変』読書感想とともに~

芸術という言葉の意味自体は辞書を引けばよいとして、今回は、私個人が芸術性を認めたり、芸術的と呼ぶ基準を記します。 参考図書をあげるとしたら、芸術とは何かと考えさせてくれた、芥川龍之介 著『地獄変』です。 装丁が気に入ったので、私は角川文庫を選…

元不登校児が大学に行かせてもらって

大学に行くメリットはこれだ!と思っていることを記します。 【大学不要論】に関する論議をTwitterで目にする今日この頃です。 とはいえ昔から、「大学に行ってよかった」「大学なんか〇〇が行くところだ」「私なんか〇卒だから」と、いろいろな人が、いろい…

幼い頃・星空の絵の思い出

子どもの頃のこと。小学生になっていた年齢だったかどうか、あやふやな時期のことです。 実家は店をやっていて、家族で遠出することがほとんどない家庭でした。 父はサラリーマンで、仕事が忙しい時期には朝早くに家を出て夜遅くに帰って来るので、何日も顔…

うつ病の根底に発達障害を疑ってみた【障害の捉え方】

反復性うつ病性障害の 小柏まき です。 子ども時代から、自律神経失調症になったり、うつ病に繰り返し罹ったりしてきました。 なにか根本的につまづく原因があるから、何度も同じ場面で転んで痛い思いをしなければいけないのではないか? そう考え始めたのは…

今日も生きてます。命が“有る”

反復性うつ病性障害の 小柏まき です。 「今日も生きてる」とほぼ毎日思う今日この頃です。 “有る”状態が当たり前で、“無い”状態を考えてもみないとき、“有る”ことは意識にのぼりづらいものです。 「自分が居るな」とか「私は人間だな」とか、日々考えている…

七夕の天の川~美しさと希少性~

もうすぐ七夕ですね。七夕の夜に天の川を見たいと毎年思いながら、大抵の7月7日は梅雨真っ只中で、厚い雲に阻まれることが多いです。でも観測史上最も早い6月中に梅雨明けした今年は、もしかしたら天体観測日和かもしれません。 たぶん、私の記憶にある限り…

持たざる者の善意~高齢化社会・お金~

何事もなく平穏な日常を送っている分には見えない部分、ある状況になってみないと顔を出さない側面が、人間にはあるものです。 私が住んでいるそれなりに便利な田舎では、割と近場に血縁者が暮らしていたり、祖父母の時代には信頼している家同士の間で婚姻関…

「善意」と「善」の違い~参考図書:サンデルの本~

有難迷惑。良かれと思って。悪気はないんだろうけど。 人の気持ちというのは、どういう行動をとったとしても正しく伝わることは難しいものです。 どれだけ相手を想ってとった言動でも、思わぬ形で逆に相手を傷つけてしまうことがあります。傷ついた本人が教…

“ちゃんと感じながら生きる”ことの難しさ

当事者的な、痛みがある文章を書きたいと、思っていました。 精神疾患や生きることの苦しさを抱えている、本人の声というものが、専門家の本などには不在だからです。 専門家の文が専門家的なのは、当たり前のようでいて、専門家を志すきっかけが生きづらさ…

違いに救われる

内向的でぐるぐる考え出すと出口がわからなくなる 小柏まき です。 ブログを始めて、以前よりも誰かのブログを拝読する機会が増えました。 SNSはTwitterがメインですが、ネット越しでさえコミュ障なので、意図と違った受け取り方をされてしまって結果的に嫌…

『きことわ』の読書感想・非言語化記憶・“時間”の概念

小説『きことわ』(新潮文庫) 朝吹真理子 著 の読書感想です。 感想 過去は記憶と記録によって存在する。しかし、記憶はいつの間にか薄れ・抜け落ち・書き換えられてしまう。その記憶が正しい過去のものだと証明することはできない。 昔、聾学校の生徒の絵を…

“感じ方・受け取り方”の違い【なに色?】

なにかを記そう、残そうとしたとき、私たちがもっとも手近で選びやすい方法は“言葉を使う”ことでしょう。 言語が違うと(外国語に翻訳すると)細かなニュアンスが変わってしまったりしますが、そうでなくとも、込めた想いと違った風に受け取られてしまうことは…

自分という多面体・「態度が変わる人」・振り回される愛着

自分がどういう人間か、キャラが定まらない 小柏まき です。 車のハンドルを握るとイラつきやすくなる人。 特定の相手と電話していると口が悪くなる人。 ある集団の中にいると何かの役割を買って出る人。 家族や、友人、恋人のように、より親しい関係になる…

非弱肉強食は進化か?

弱肉強食の“弱肉”になりたいと、思っていた時期があります。 「世の中結局は弱肉強食だ」と言う人も居れば、「弱肉強食の世界だったら生きていけない」と言う人も居ます。 私は強くなれないなら、強い者の糧になる弱者で構わないと思っていました。そうやっ…

“差別”について

こんにちは! 【うつ病・アラサー・無職・未婚】 小柏まき です。 このブログは、そんな私の備忘録であり、思考と記憶の整理をして気持ちの整理をしようという目的のものです。 今回は、たまたま触れたある人の発言から考察した “差別”について です。 その…

【開設】『考えの調理場』【解説】

はじめまして! この度、ブログを始めてみました 小柏まき と申します。 今回が初めてなので、ブログを書き始めた動機や目的を、軽く記しておこうと思います。 私は現在【うつ病・アラサー・無職・未婚】です。 このブログは、そんな私の備忘録であり、思考…