考えの調理場

不登校から教員免許取得。【反復性うつ病性障害&強迫性障害】女の、考えの調理場。

母の髪を切る新しい日常

文章を書く意欲があまりない日々を送って久しい 小柏まき です。

文章を書くときに使う脳と、絵を描くときに使う脳は、きっと部位が違うのだろうと、そして今は絵を描くときに使う脳が働きやすい時期にあるのだと解釈しています。

 

 

新型コロナ感染拡大防止のための外出自粛要請後、すっかり行かなくなったのが美容院です。

とはいえ私は元々、社交不安障害の症状で苦痛の方が勝ってしまうため自分の髪は自分で切っています。美容関係の人が見れば、出来の悪い髪型をしているかも知れませんが、自分の気ままにしているというのは気楽なものです。昔からロングなことがほとんどなので、自分で切り揃えるのも大した苦労はありません。

私自身の髪はそれで問題ないのですが、美容院に行かなくなって困ったのは母親です。

母はいつも美容院ではカットと白髪染めをしていました。パーマをかけなくても程よくふんわりするタイプの毛量の多い天然パーマです。それ故、髪型はいつもショートカットです。伸びてくると目に見えて髪型が崩れてきますし、白髪も目立ってきます。

そこで、私が母のお抱え美容師もどきになることになりました。

 

……それから数ヶ月、もうずっと美容院に行っていない母の髪は、伸びてくるたびに私がカットし染めています。

人の髪を、ましてや大人の髪を切るなんて、今までの人生でも経験して来なかったのに、今では当たり前のように切る機会があります。

何度かやっているうちに、頭の形とどれくらい切っていいかが、ド素人なりに掴めてきた気がします。

 

カットしてシャンプー、タオルドライ後の髪型はこんな感じです↓ 

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天然パーマなのでハネているところがありますし、どうやっても上手く写真に撮れませんでした。

髪型として成立している、と思いたいです。白髪染めは、また日を開けてやりました。

 

 

きっとこの、髪を切ることで使う脳も、絵を描くのに使う脳と同じような部位なのだろうなという風に思っています。