芸術の秋です。今年の夏は、『ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道』という企画展を見に行った 小柏まき です。
昨年10月に読書感想と交えて『己の定義する芸術とは』というテーマでブログを書きました。今になって読み返してみると、現在の私の心の声と違った言い回しで書いてあって、わかりづらい言葉を遣っているなぁと思いました。
なので今回は、自分が考える芸術の定義を、改めて今の私の言葉で記しておきます。
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芸術作品に、興味があるモノが含まれていることがあります。
興味があるモノが、たまたま芸術に属してる感じです。
人や猿の脳には、顔を顔と判断する細胞や、手を手と判断する細胞があるらしいです。それと同じように “芸術を感知する心の一部” があるイメージです。
それが、脳ではなくて心という点が、個人差を産むのかなと思います。
芸術に分類されないモノが芸術的に感じるのも、好きな芸術作品に触れたときに働くのと同じ心の一部が動かされる要素があるのだと思います。
誰かの “心の芸術を感知する部分” を動かせれば、芸術的な人になれることでしょう。
それが自分の心の芸術を感知する部分しか動かせないと、世間には受け入れられない自称芸術家になるのではないでしょうか。
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この絵は、描いてみて、美術館で見た作品たちに影響されていると自分で感じました。